あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

いいとこ探し

これ、昔入院した時に考えた遊びです。

精神科の開放病棟って、本当はとても過ごしやすいところなのですが、
最初はなかなか刺激的でした。
まいっている状態なのに、個性豊かなキャラを持つ患者さん方との触れあいを強いられます。
これは、なかなかのストレスです。
これを克服しようという明確な目的は無かったのですが・・・。
仕方なく、閑つぶしに苦手な人のいいとこ探し。
状況を整理するために、理由を明確にして文章にします。
ただの「思いこみ」じゃダメ。

すると、これが結構面白くってなかなかいい遊びになりました。
探すためには、積極的にウォッチング。
そして「強いられる触れあい」は、「自発的に係わり」に変化しました。
そして、何せ「いいとこ」を探すのですから、苦手な部分はどうでもいいことになってしまいます。

いいとこ探しは、人間関係のストレスを克服する手段になることがあります。

この遊びを通して、たくさんの方々と貴重な触れあいを持つことができました。
ヘビースモーカーの、語り尽くせない悲しみを抱いて生きておられる方。
ドキツイファションセンスを持つ、娘と同じ年齢だった拒食症のお嬢さん。
(頭の形容には関連する様々なものがいっぱい付くのですが・・・。)
etc.
結局、私の「苦手」の原因が結構ささやかなものであることが多いことを発見。

それでもねぇ、やっぱり苦手に終わる人もいます。
ただ、そんな時は思うのです。
結局は、通りすがりの人なんだって・・・。
そして、向こうも私のこと「苦手」なんだろうなぁって思うと、結構許容できるんですね。
結局世の中、「お互い様」ですから。


【付録】
「自分がいやになった時」は自分のいいとこ探しをしてみます。
徹底して自分を客観視し、「いいとこ」を探してみる。
結構見つかるものです。(^^)v