あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

「予定価格」がおかしいんじゃぁ・・・?

難しい話しは分かりません。
でも、談合は悪いことだと思います。←たとえ「必要悪」としても。

一連の議論の中で腑に落ちないことがあります。
「予定価格」の設定手続きです。
予定されている工事等について、様々なコスト分析を行い積算がされると思うのですが。。。
お役所の全てが適正価格を算出する能力があるのか、甚だ疑問です。

役所は、スリム化を図り定員の削減に努めてきました。
この中で、必要な仕事を遂行する能力まで失ってしまった感があります。
「外注」をコストのみで良しとしてきたツケは大きく、どこかで結局払うことになるのです。

「コンサル会社」の存在ってあまり注目を浴びることがありません。
今回「業界」とその周辺を表向き切りまくったところで、トカゲのしっぽなんじゃぁ~?って気がしてしまうのです。
天下りがコンサル会社にシフトして、当分の間偉い人達が美味しい思いをする。
そして、また別の商売が整ったところで運の悪い人達が捕まる・・・。
ひねくれているつもりはないのですが、ついついそんな想像をしてしまいます。

「質の高い工事」は現場で働く人々が良い仕事をする必要があります。
工事の値段は健全な経済活動の条件として、労働者に対して適切な報酬が確保される価格である必要があります。
本当に適切な予定価格が設定されていたと仮定すれば、
それに限りなく近い価格での落札は本来好ましいことの筈です。

一般市民は、ジャガイモの安い高いはわかります。
でも、「橋」の値段の高い安いはわかりません。
考えてみれば、公共工事の予算は宝飾品の値段以上に胡散臭い代物です。
賢い買い物のの基本は、適正価格をキチンと抑えることです。
「予定価格」は一般市民にはグレーな存在です。

是非、識者によって、日の当たるところで説明をしていただきたいものです。