あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

手術室周辺の医師不足。。。

小児科医が足りない。。。
  産婦人科医になりてがない。。。
     は社会問題になっています。

それはそれで深刻なのですが、
私は別の心配をしています。

内科的な治療法が進歩しながらも、手術の件数は増え続けています。
現行医療保険制度下で、収益の観点からは止むを得ない話しです。

心筋梗塞の患者さんが、運ばれた病院によって内科か外科か決まる理不尽はさておき・・・。

切るとして、
  切ったとして・・・。

今あまり問題にされていないけれど深刻なのが、麻酔科医と病理医の不足です。

病院経営を数値データで評価する時、診療科別の収益に目を向けがちです。
麻酔科は看板はあっても、手術の麻酔を自科の稼ぎとして収益データは出せません。
ましてや、病理。。。

病院経営で、手術部門の充実を図る時つい忘れられがちな分野ですが、
とても重要な部分だと思います。
足りないからといって、すぐ人材が育つ訳ではありません。

麻酔、病理。
医師の不足を語る際、目を向けていただきたい分野です。



昔、ある病院で事務職員として働いた経験から・・・。