あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

ドタバタの真相

出生体重は思ったより重く、1600グラムを超えていたとのこと。
女の子なのに、オレに似てるなんて!と言う金平糖の声は明るい。
赤ちゃんは今、たくさんのチューブにつながれて、NICUで眠っている。



里帰りの前最後の妊婦検診の際、かりんとうが羊水過多と診断された。
埼玉の自宅近くのかかりつけから、当初東京の某私大病院を紹介された。
しかし、胎児の胸に水がたまっているので、私大から胎児診断と治療の専門を紹介された。
それでもかなうことなら帰郷をと、方々にわがままを言って受入態勢は整えた。
妊娠30週1日
ここまでが、10月23日の出来事。

10月25日
専門医の診断では、腹水もたまっており、胎児水腫と診断された。
帰郷は叶わないこととなった。
単純な乳び胸水の他、染色体異常等の原因が考えられるとのこと。

10月26日
羊水と、胎児の胸水・腹水を抜く治療がなされた。

10月26日~28日
翌日も胎児に胸水が認められ、今後の治療方針について話し合いが進められた。
不十分な説明で誤解が生じた中、さまざまな意見がぶつかりあう。
あなろぐは、かりんとうからは一番遠い立場なので、尋ねられれば希望は伝えるのみ。
一刻も早く上京したい気持ちを抑え、傷心の金平糖とたくさん話をした。
担当助産師と話し、担当医への不信払拭への配慮を依頼する。
担当医に、不十分な説明と患者及びその家族の精神面への配慮不足により、適切な選択の機会を奪われたことを認め、修復に努めるよう電話で依頼。
  * はい、この時、あなろぐが逆上したのであります(笑)

現場では、ひとまず、侵襲の大きい積極的治療を行わないこととなったらしいが、主治医は私への説明も希望されているとのこと。

29日
金平糖に思いを電話で伝える。
深夜、金平糖かりんとうが話し合いの結果、積極的治療を希望することとなる。
30日未明
あなろぐ上京を決める。
30日
主治医説明、積極的治療をかりんとうが希望し、全員了承。
かりんとうに軽い合併症が出ていた。

31日

11月1日
胎児の腹水が消えたとの連絡がはいる。

11月2日
かりんとうの合併症悪化。

11月3日
胎児心拍に異常が見られ、緊急に帝王切開となる。


結果的に、親族の葛藤の焦点となった積極的な胎児治療に至る前の出産となった。
ただ、この小さな生命をめぐり、若い夫婦が十分語り合い理解しあった意味は大きい。
使い古された言葉だけど、「子は鎹(かすがい)」
その言葉をかみしめるあなろぐ。

それにしても、旗日に生まれるなんて、きっといい子♪
赤ちゃんの退院は1~2ヶ月先のこととなる。
お正月の帰省は無理だろうから、出来ればこちらから訪ねることにしたい。





本当に、辛い12日間でした。
また、これからも心配はつきません。
ただ、希望を持って見守ることだけが、バアチャンの務めです。
名前は残念ながら、「ふさこちゃん」は却下。
いい名前だと思ったのにぃ、それだけがちょっぴり残念でした。

簡単ではありますが、ご報告させていただきます。

おかげさまで、晴れて正真正銘、バアチャンになることができました♪
色々ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
たくさんのあたたかいお心配りに心より感謝申し上げます。