あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

子宮体ガン

高校時代の同級生と数年ぶりに電話で話をした。
元気だったぁ?のお決まりの挨拶。
でも元気そうな声で意外な答えが返ってきた。

「それがねぇ、元気じゃなかったの。
 でも、今はおかげでとっても元気よぉ~。」

聞けば昨年、子宮体がんの手術を受けたという。

公立病院の婦人科外来看護師として再就職した彼女。
健康診断はしっかり受けていたものの、婦人科系の異常におそわれた。

看護学校に通っていた頃は、子宮体がんは子宮がんの1割って教わったのよ。
 でもね、ここでは子宮頸がんと子宮体がんは、大体半々だから気になっていたの。
 それで、恥ずかしかったけれど、思い切って先生に相談した。」
通常の婦人科健康診断では、子宮頸がんの検査しか実施されない。

「多分お年頃だからでしょう。」でも念のためってことで検査を受け発見されたという。

「極早期だったし、緊急で手術スケジュールに組んでもらって最短治療完了~♪
 下手したら、来年は棺桶だったよぉ~。」
明るく笑って言う友人。
ただ、あなろぐもお年頃、健康診断を受けているものの、笑えない。

友人は言った。
「できるだけ、多くの人に注意を呼びかけたいの。
 だから、お喋りする機会があったらみんなに私のがんの話をしている。」

この場をかりて、友人の思いをより多くの方に伝えることができればありがたい。



「子宮がん検診を受けていれば安心。」
そんな常識は通用しない。
心したい。

とは言え、出産を遠い昔に済ませ、御縁の無かった産婦人科
思いの外敷居が高い。
一般の健康診断の制度の見直しもそろそろ考えていただきたい。

何より、自らの健康への気遣いが明るく健康な高齢者ライフには不可欠。




あなろぐも近々、ちゃんと検査を受けます。
はい。