あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

チャペルで人前結婚式っ?!

僕たちは信仰は無い。
でも、結婚式のイメージはみんなの祝福の中でふたりで歩くことだったから。。。
幼い新郎新婦の、実に無邪気な夢の産物。
それはそれは他愛もないことだったのです。

だが、随分乱暴な企画と思われ、
お式の準備に愚息より一足早く里帰りした新婦のかりんとうさんに、
セレモニー、宗教について短く語った。
そもそも、人前結婚式が宗教を排除する前提にあること、
そして、チャペルが如何に神聖な場所で、
信仰者にとっては神が心のよりどころなのだと語ってはみたものの。。。


担当の人の良さそうなお嬢さんは、
 「うちはプロテスタントだから、普通のキリスト教とは違って・・・。」

   「・・・?!」
じぃっとこらえていたでじも、さすがにこれにはいささか切れ、強い口調でしばし語った。

一息おいて、かりんとうさんのひとこと、
「ん~、牧師さんって今から手配することはできるんですかぁ?」
  どぉ~も、6歳の姪の子のお料理をプレートにするかコースにするかと
  同じテンションの問題だったらしい。。。

伝わらない思い、
  息子金平糖にさえ伝えられないのだから、やむを得ないことと口をつぐむ。

不安や心配を抱えながら見守ることが親のつとめ。
老いた祖父母が抱く危なっかしい金平糖達の将来、
そして、異国から祝福にかけつける見知らぬ先方のご親族の信仰が気がかり。

終わり際、熨斗のしきたりについて、説明をした担当者にひと言笑顔で要望させていただいた。
「そんなことこそ、あなたがたの商業主義で罪作りなお熨斗など排除して、
 おリボンをお広めになったらよろしいじゃございません?」
引き出物の熨斗の書き方どころの話しではなかったのだが。。。

バレンタインデーのチョコは消費を生むが、
熨斗がリボンにすり替わるのに値段に大差はない。
施設使用とセレモニー演出でお金を稼ぐ企業は、聞く耳も持たない。

後味の悪い打ち合わせは無事(?)終了した。



   はい、

     <慶事につき、御寛容いただければ幸いと存じます。>



そう言えば、ありましたよねぇ。。。
「笑ぁってぇ、ゆるしてぇ~ぇっ♪」って歌がぁ。

出されたマンゴームースはともかく、
お日にちの経ったマカロンが帰宅するまで、鼻の奥にイヤな風味を残した。

笑う門には福来たる、だそうですが、
馬鹿笑いの大口であごが外れ、開いた口がふさがらないあなろぐでした(汗)




   *現代「ハウスウェディング」事情、現場レポート