小春日和に誘われて♪
のどかな休日の昼下がりでした。
お向かいの八百屋さんに買い出しに出かけると、大きな袋にはいった渋柿♪
柿を、つるしてみたくなりました。
リビングの日だまりに陣取り、
くるくる
くるくる
柿をむきます。
薄手のセーターが、お日さまの光をいっぱい吸いこんで、
ぽかぽか
ぽかぽか
これが終わったらお昼寝ね♪
ささやかな決心。
干し柿は、亡くなった祖父の大好物でした。
そして「大じっじ」の大ファンだった、金平糖の好物でもあります。
「金平糖は待ちきれないで、まだ生っぽいうちに、食べていたよね。」
でじは目を細めながら、柿に紐をゆわえます。
小春日和に誘われて、幸せな時間を過ごしました。
☆ この柿が干しあがる頃、金平糖一家が、こっちで新しい暮らしを始めることになりました。