かえれないあなろぐのかえるバッグ

お家の鍵を忘れたので、帰れません。
だから、カエルの温泉バッグを買って、これから「○の湯」なのです。
とんだ間抜けです。父も笑っていました。
でも母は泣いています。
ただ、カエルバッグはかわいいです。
そして、高いだけあって、優れものです。
だから、誰にもあげられません。

　　　　　　　　＊昨日の午前中、娘に送信した携帯メールより

小雨まじりの昨朝、職場がある校区の民生委員さんの集まりにちょっとしたお願いをしに出かけました。
会社にでかけるでじに経由で送ってもらったのでした。
休日の朝、一仕事やり終えた充実感を味わいながら、デパートのコーヒー屋さんで一服。
意気揚々で、家事に励むべく帰宅する筈でした。
はい、折しも年の瀬ですもの。
ところが、バスに乗り込み小銭入れを取り出そうとしたところ、
入れた覚えのないペンケースがはいっていました。

　？

　慌てて飛び降りました。

　お家の鍵がない！！

キーケースと間違って、ペンケースを入れたみたいです。
そんな訳で、でじの仕事が終わるまで近場の温泉で過ごすことになりました。

使い切りのお肌のお手入れセットと、シルクのボディタオル。
そばにあった温泉セット。
以前から欲しかったものがありました。
本当は、シックなものにしたかったのですが。。。
絶対に娘のツボにはまるものを発見！
おまけに、このシチュエーションなので、これはやっぱり「カエル」でしょう！

温泉、岩盤浴、サウナ、生ビール、おそば、そして、マッサージ。
こうしてあなろぐは、致し方なく至福の一日を過ごしたのでありました。

今のマンションに引っ越して１１年足らずの間に、鍵忘れ３回。
でも、前回はほんの数ヶ月前のことでした。

「スペアキーをお財布に入れておきなさい！」
遅い晩ご飯の支度をする私に、でじが真顔で言いました。
しかと反省しております。。。
だから、こんな失敗は、一生のうちできっとこれが最後です。

あなろぐの携帯にはカメラがついていません。
だから、娘に見せびらかすために、ここに残しておきます。
娘からは、まだ何の返事もありません。

今は、モノトーンのシックなものにすればよかったと後悔しています。。。