あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

年寄りの頭は柔らかい!

 金髪、ヘソ出しetc.  中年(つまり「親」の年齢層)は眉をひそめがちです。
 でも、しっかりお歳を召した方は結構平気でいらっしゃることが多いようです。

 祖父母は孫に対して責任が無いから、甘くて困るという親のぼやきをせせら笑う老人達。
 私もぼやいていた親のひとりですが、子供が結婚年齢に近くなるに連れ、これもいいことかと思うようになりました。子育てには、ゆとりやゆるみが必要で、それを与えてくれる身近な存在が祖父母だからです。昔はこれに、近所のオバチャン達やお年寄り達がおられました。
 厳格だった実家の父が、孫には激甘! でも、厳格な父の娘で育ちながら「どぐら娘」と呼ばれた我が身を思えば、それはそれでいいかぁって思わない訳にはいきません。

 年取ると頭が固くなるっていう思いこみ。これは、捨てた方がいいんじゃないって思っています。若者の「はみ出し」がツッパリではみ出しているのに対し、受け入れている老人達は、「それはそれ、これもあり。」とごく自然かつ柔軟に受け入れているところがスゴイと思います。 (時として、「右」も「左」もそれなりに淡々と受け止めていたり、しっかりした老人の柔軟さに驚きます。)
 きっと、色々な経験や苦労を重ねて生きれば、多様なことを受け入れることが出来るようになるのでしょう。
 
 また、若い人が大人になることを嫌う時期が必ずありますが、「お年寄り」は別格のようで、とても面白い現象だと思います。

 「猫も杓子もガングロ」を眺めて、「他のかっこできないのかい?あんたら頭固いねぇ~!」て吠えたことがありましたが、今若者と中年の頭の柔らかさを競うつもりはありません。だって、なんてったって一番は老人なんですもの。あとはどうでもいいってことです!
 以前「老人力」を話題にした時期がありました。今、老人の頭、考え方や感じ方の柔軟性について探ってみるのもよいかと思います。

 以前、学校に適応できない青少年達を、老人施設でのボランティアにお誘いしたいと思ったことがあります。コーディネートや基本的なノウハウの研修など、事前準備を初めとした膨大な仕事に躊躇し、未だ実行に移せずにおりますが、いつか是非取り組みたいテーマのひとつです。