現人神。
敗戦前の
天皇がこう呼ばれていたと聞いたことがあります。
昨夜の
NHKで世界最小の国
バチカンのリポートをみました。
亡くなった、
教皇さまへの思慕と尊敬の情に相通ずるものがあったのではと、思ったのです。
美しく、清らかな思い(たてまえ?)で全てが完結する、
何より最小の領土でひとつの「国」の機能が完結する
バチカン。
本当はそれを取り巻く、色々な世界があっての存在なのでしょう。
宗教のことも、政治のことも何もわかりません。
でも、このふたつを慕う若い屈託のない笑顔が、私には重なって見えたのです。
戦争を知らない、鈴木藍子です。