あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

清貧を尊ぶ日本人。。。

日本人ってね、よく清貧っていうでしょ?
清らかな人は日本だと貧しくないといけないんだよね。。。
ぼくは別に、お金持ちで清らかでもいいって思うんだけどねぇ・・・(笑)

確かに。
清らかでお金持ちに越したことはない筈だと思いした。

 随分昔の話しを、ふと思い出しました。。
 いつ頃のことで、どんなシチュエーションだったのか記憶がありません。
 でも、今でも親しくしていただいている、でじと私の共通のお友達である在日韓国人の方の言葉です。
 裕福な家庭に生まれ、日本文化の中で生活を送ってこられた方です。

あらためて思うのですが、
日本には「足るを知りて礼節を知る」という言葉があります。
人の欲望は際限がありません。
贅沢を知れば、それを越えた贅沢を求めるのが人間の性です。
おそらく、この言葉は、
足るを知らない人間なりの、ひとつの見識ではないのでしょうか。


  若い頃、お金はありませんでしたが夢はありました。

  でもそれが今となっては、くだらない野心だったのか

  本当の夢だったのかも、定かではありません。

  一方、大人のけがれを嫌い、清らかでありたいと願っていたように思います。

  でも、すずきあいこも歳を取り、不甲斐なくよごれたオバチャンになりました。

     * 相変わらず貧乏なままです (^^;

           
あはっ。。。

でもね、ささやかな幸せに感謝する中、叶えた夢もあります。
(昔きっとなれないって思っていたお母さんにはなれました。)
そして、未だにあたためていられるささやかだけど色々な夢があるのは幸せです。

ヴィンテージのワインに好奇心は沸くものの、
でじとふたりの晩ご飯に、1本1,050円のワインがあれば幸せです。

清らかでなく、お金持ちでも極貧でもない。
礼節を知るには程遠いけれど、足ることをある程度知ることができているのはないか・・・。
ごく当たり前の、今時の日本人です。
この当たり前が本当はとても大事なのではないかと思っています。

私のことはともかく、
清貧を尊ぶというのは、それ自体は本当はどうでもいいけれど、
貧しい農耕民族が自分の身の丈を知る中、
その逆を戒めたことのように思います。

談合、饗応、天下り。。。
何のために暴利を貪るのか。。。

清貧を尊ぶ日本人
今私たちは、本当の豊かさを知る必要があるように思います。