あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

パナマ帽のおにいさんのこと♪

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今朝のこと、自転車(電動アシスト)で信号待ってたら”おはようございます。”と、長身で姿勢が美しい見知らぬ青年に声をかけられた。
つとめて自分から挨拶をする方だが、声をかけられることは滅多にない。
嬉しいがちょっとびっくり。

さらに、笑顔で、、”いいスカーフですね。”ときたよ♪
ちょっと母国語訛りのある日本語で!
にっこり”おはようございます♪”、”ありがとうございます。”と応えたものの、舞い上がるより脳みそには満点の”?!”マーク。。。

っで、びっくりはこれだけではなかった!
その青年は、国道を横切った後、私の直ぐ前を少し走り、すぐに右折の手信号をして、後続車(私)に小さな会釈をし右の脇道に入って行った。

信号待ちから、およそ2分ほどの出来事だったが、大きな衝撃だった。
それは、バックミラーを装備したあなろぐ好みのピカピカMTBだったからでもなければ、そのお兄さんがイケメンだったからでもない。
第一、パナマ帽にサングラスという出で立ちは、”イケメン”という物差しをきっちり排除していたし(笑)

青年のマナーの素晴らしさとともに、自転車の手信号が万国共通で、当たり前にちゃんと使われていること、日本は、こと自転車に関しては、まさに文化果つる国と思い知らされた感じがしたからだ。




小学校の放課後の校庭から、子ども達の自転車が排除されるようになり、子ども達は自転車の練習の場と、正しく乗る術を学ぶ機会を失った。
昭和の頃には”自転車の安全な乗り方教室”や、”自転車の安全な乗り方コンテスト”なるものが開かれていたが、今は子どもがふらふら自転車で学校の周りを右側通行していたとして、教師でさえ注意はしない。
教師自身が交通ルールを子どもに遵守させることを使命とは思っていないこともあろうが、ルール自体を認識していないフシがある。
(少なくとも、近所の小中学校にやって来る教育実習生は、認識できていない。)
手信号に至っては、少なくとも平成生まれにはどうも、全く未知の怪しいパフォーマンスと受け止めているフシがある。
とても残念だ。

”手信号”で周囲に自分の動きを知らせることは、お互いの安全確保につながる。
巻き込み事故や、後続車からの追突も未然に防げる。
だが、そのために、先ずは、手信号が”認知されている”必要がある。
少子化で余裕が出来た校庭でサッカーするのもよいが、空いている時に、地元警察やボランティアなどで、定期的に”自転車の安全な乗り方教室”を開くことで、子ども達だけでなく、とても社会のためになる。
なにせ、一番大事な生命にかかわることだし。
守るべき既存のルールやマナーを知らしめるだけのことだから、決して難しいことではない。
ハード面、自転車用の道路整備と併せて、是非検討して欲しい。


あなろぐはまた、手信号は安全確保のためのルールであると同時に、ひとつのコミュニケーションツールであると思っている。
手信号を発し、進路を譲っていた際など、軽く会釈もすることで、気持ち良く走ることが出来る。
自転車も車も、気持ち良く共存できた方が良い。

ともあれ、おかげで今朝はとっても素敵な朝になった♪
気をよくして、自転車での手信号、あなろぐはこれからも続けるつもりぃ~♪
手信号が怪しいパフォーマンスではなくなる日が、きっとやって来ることを信じて。








画像は、もちろん記事とは無関係です。
今月初めに、例の親しい友人(笑)から届いたもの。
なんでも、昨年度しでかした”イタズラ”の成果だとか。
色々な職種の方々とのコラボと予算確保、この春任期満了で退任したトップの英断もあり、3年前上司にムリと即断された場所に、駐輪場が整備されたとのこと。
職場では今も殆ど遊び暮らしている友人だが、にこにこ機嫌良く、相変わらず元気に、職業生活を楽しんでいるみたい♪