あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

先生は教室と職員室におかえりください!

最近、まるで筋トレブログと化していたので(汗)、原点に帰り、開設当初目指した”社会派ブログ”路線に帰ってみたい。

学校は問題山積、とかく先生は忙しい! ←あ、議員さんじゃなくて、教師(笑)

教育の質の確保、生徒指導にいじめやモンスターペアレント対策、はたまた部活!
本の学校ではそれが当たり前になっているようだが、いくらなんでも忙しすぎる。
失礼をかえりみず言わせていただくなら、これだけ忙しければ、まともな仕事など期待してはいけないとも思える。

そこでひとつ提案がある。
せめて、部活動は公民館が主体となって運営する地域社会スポーツ活動や文化活動とすることで、教師を解放してあげてはどうだろう。
公民館が主体となった地域住民との連携と、”社会教育主事”や退職教員の活用により、部活に代わる活動は可能と思われる。
余裕のある教師がどうしても個人的に関与したいのであれば、ボランティアとして指導に参加することは認めてもいい。
だが、あくまで業務としてではなく、社会貢献活動とすることが望ましいように思う。

元高校球児の魚屋さんが、野球部のコーチになったり、ご近所さんと子供達が、公民館が借り上げた放課後の教室で唄ったり踊ったり、なかなか良いと思う♪

個人的には、民間会社のスポーツ(カルチャー)スクールが第一選択肢とは思うものの、金は出したがらず何もかも学校に求める親の甘え、それを長年ゆるしてきた社会をすぐに変えるのは困難と思われるから。
物足りなくなった子は、エリートを養成するスクールに通ってもよい。
地域が関わることで、関心が高まれば、そのような子達を地域の財産として、経済的に支援する動きも生まれるに違いない。

現在、毎年社会教育主事がたくさん養成されるものの、基本的な重要はそう多くなく、学校管理職登用のために取得される方が多いと聞いている。
また、校長先生は再雇用を希望されず、退職後は閑居というケースが多いと聞く。
業務を担う社会教育の専門家は十分な数、社会に潜在している筈だ。
学校の部活を公民館等が担うことで、アツカイニクサを解消して、あらたなやり甲斐のある仕事に経験を活かしてもらえるように思う。

また施設は、公民館が放課後や休日の学校施設を借り上げが可能の筈。

提案は、既存の資源で、すぐに実現が可能な新しい仕組みと言える。

教師が本来の業務に戻ることが出来るだけでなく、学校が地域に開かれ、住民が活動に参加することで、子供たちと地域社会との良い関わりが生まれることが大いに期待できる。

学校が地域社会に開かれ、核家族で分断された異世代との交流が生まれることは、今社会が抱える深刻な問題のいくつかを解決する重要な鍵となるのではないか。

今、マスコミは、先生達がいかに忙しいかを声高に主張するのみ。
識者も、その現実や原因をしたり顔で指摘するのみ。
これでは社会は変わらない。
少なくとも識者には、有効性のある解決策、問題を解決するための新しい仕組みを提案いただくとともに、行政への働きかけを進めていただきたい。

孫達のために、私はまず、この国にふさわしい教育の質を確保していただきたい。
ゆとり世代の甘ちゃん、ゲームバカが親となる時代、それを生んだジジババや社会には責任がある!
教師が本来の仕事に専念できる環境を確保する仕組みが、今必要である。


【蛇足】
”いじめ”に関して:
学校内における”暴行”や”傷害”を、”いじめ”というオカシナ言葉でくるむのはもうやめにしてほしい。
学校は治外法権ではない。
社会常識を逸脱した、”学校ならではの因習”、”学校側の甘え”を社会がゆるすことが、校内暴力を助長する最たる原因であると私は思う。
教師、学校と同じ穴の狢である教育委員会に、適切な指導と改善を期待する方がオカシイ。
”いじめ”とよばれる暴行・傷害は、校長先生や教育委員会ではなく、警察に相談するのを常識にすれば、確実に件数が減ると確信する。


モンスターペアレント対策:
PTAは任意加入が常識の社会になってしまったようだ。
であれば、弁護士会との連携により、学校が深刻な問題の解決は、校外の第三者に委ねる仕組みを作ってはいかがか。
親の学校や教師への甘え、下手に出れば図に乗るでは、バカ親の思うつぼ、社会の物差しが通用しない学校になってはいけない。
教師自身が自らの仕事の質を確保し、親とのなれ合い意識を捨てることがまずは必要とは思うが(苦笑)