あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

週末の記憶♪

週末はよいお日和に誘われて、でじと阿蘇方面をドライブしました。

阿蘇は圧倒的なボリュームの綠、綠、綠。
雄大な景色の中を走ると、小さな自分の、日常の小さな憂さなど取るに足らないこと、気分は”爽快”以外の何ものもありません。

お目当てのひとつ、”はな阿蘇美”の温室
は、色とりどりの薔薇が見事に咲きそろい、爽やかで甘い香りに満たされていました。

母の日にちょっと風邪気味の老母を誘えなかったのが残念でしたが、止まった時計の電池を入れ替えて、一緒にお茶をたのしむことはできました。

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以下蛇足:

「”小さな憂さ”の中身は、”法科大学院”を巡る愚策」
 
 
定員を減らしても追いつかない、充足率の低下。

目を覆うばかりの司法試験の合格率。

なんだかんだいっても、これでは法科大学院に魅力を感じる人はいないでしょう。(一部の恵まれた人が、”モラトリアム”を過ごす世間体のいい居場所ではあるかもですが。)

同じ専門職養成でも、医師養成に関して言えば、研究者を目指すほんの一握りを除けば、医師免許の無い医学部医学科卒業生に世間は価値を見いだしません。
同様に、教育内容や卒業者の能力をいくら強調したところで、何の担保もない司法試験不合格者に、企業が食指を伸ばさないのは道理です。
これは”専門職”養成課程の宿命であると思います。

食えない弁護士が増え、都会では弁護士が余る現状です。
日弁連は真剣に、魅力あるサービスを開拓することで、新たな市場を開拓される必要と思います。
個人的にひとつ提案。
これまで、半世紀以上の人生で、登記等の法的手続き業務は全て司法書士さんにお願いし、弁護士さんのクライアントになることはありませんでした。
ただ、田舎町に住むオバチャンも、公益通報者となったことで、3人の弁護士さんにお世話になることになりました。
今は、世間では希なケースでしょうが、経験から、よりよい社会の実現のために、公益通報者保護法を、制定趣旨に叶うまともな運用が可能な法律に改正することで、相当なボリュームのサービスを提供しうる安定した市場になるのではと考えます。

加えて、一定の水準に達した者に、例えば企業法務士といった資格を新設して付与し、就業のための支援をする等、具体的な手立ても不可欠と思います。
”~するべき”と宣うばかり、飛び交ってきた机上の空論がほとんど効果をあげてこなかった現状を、当事者は自覚すべきではないでしょうか。

延々と続く、法務省文科省日弁連のお互いの模様眺め。
(同じ職員の専門家集団と言っても、日本医師会と日本弁護士連盟の社会的立ち位置は違います。)

もともと、出口改革をほったらかしにしたまま、司法試験合格者数3000名を目指すのは愚策でした。
関係者はこのことに、もっと早く気づくべきでした。
速やかな反省と、改善が必要でした。
ここにきて、何もかもうやむやにしたまま、弱った法科大学院の無意味な延命か切るだけの愚策。
かんべんしていただきたいものです。

文科省にはとうにあいそがつきていましたので、今更ではあります。
ただ、振り回される若者や当事者である罪の無いオジサマ方を思うと気の毒で胸がいたみます。
(んで、、、罪の無いと言うものの・・・、膨大な血税をつぎ込み多数の教員ポストが確保されました。
エラい人の利権の拡大という点では意味があった法科大学院もあるのではないでしょうかねぇ。。。)

ま、私には、ほんとにどうでもいいことでした。
でも、蛇足と思いつつ、一応、書きとめておきます(苦笑)
 
 
敢えてリンクはしません。
興味がおありの方は、”法科大学院”、”中央教育審議会”あたりで検索を。