今、敢えて一人の”被災者”として
それどころじゃなかっ!!て、わかっとりますっ!
それでも、身勝手とお叱りを受けることを百も承知で、やはり、言わせていただきます。
大切な長年のブログ友のひとりは、3月11日の津波で、お住まいと仕事をなくされました。
何日も、生死さえわからぬ日々が続いた後、ご家族ともご無事でおられることがわかった時は、思わず涙しました。
だけど、それでも私は、申し訳ないほど平和な九州で、穏やかな日々を過ごしております。
なので、被災された方に言えば、バカッ!!と殴られそうですが、、、
実は、私も、あの震災の被災者なのだと思っております。
突然訪れた危機を乗り切り、被災された方々を救済されるための取り組みが始まったからです。
そして、やり取りをしていた、公益通報に深い見識を持っておられる別の辣腕記者も、東電詰めとなられました。
私が、この夏までに予定していた行動は、全てストップせざるを得ませんでした。
なんやかやで、私の進もうとしていた道は、3月11日の震災にふさがれてしまいました。
確かに、あの震災に比べれば、私の身の回りで起きた事件は、とてもささやかな出来事でした。
私の苦しみなど、家族・仕事・家、全てをなくされ、今も過酷な環境で生きておられる方々の苦しみに比べれば、取るに足らぬことです。
3月11日から、この日本の多くの機能がストップし、今もそのままのものがたくさんあるはずです。
私も、たくさん、たくさん泣いて、そしてやはり、「がんばろう、日本!」と拳を握ります。
でも、それは、ただ、東北を思うことだけではなく、震災から一日も早く復興を遂げて、平常を取戻し、
当たり前の議論を進めてほしいと思うからです。
東北の復興の向こうに、私自身の取り組みの答えがきっとあると信じるからなのです。
身勝手かもしれませんが、私の人生の主役は私自身でしかありえません。
今、”埋蔵電力”などと戯言を放つ人の愚痴よりも、知らせるべきは、この深刻な現実ではないでしょうか?
早く、一刻も早く、東北の復興を、軌道に乗せなくてはいけません。
今、国会のこの深刻な有様が、国民に伝わらないのであれば、政治に関するニュースは意味がありません。
見たくもない、サイテー男のバカ面を意味なく晒すよりも、マスコミにはやるべきことがある筈です。
今、だれもかれも、それどころではないはずです。
この九州の、ただのオバチャンでさえ、こんななんですからぁ。
自分自身の目標の前に立ちはだかる壁、あきらめればそこまでです。
本当は、それぞれの夢の実現のための、「がんばろう、日本!」なのでは、ありませんか?!
テレビを消し、好きな音楽を聴きながら、らくがきに疲れ、ふと、今本当にしたいことは何だろうって思いました。
このブログという、本音を吐ける場所がありながら、一番言いたいことを言わないまま、ただ逃避している自分に思い至りました。
こんな場合じゃない!
ネバーネバー、ネバー、ギブアップなのでしたっ!!!
なので、お叱りを受けることを覚悟で、あえて、震災の被害者として、小市民の戯言を書き留めておきます。
はい。
本日も、酔ってますデス!