あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

クリスマスツリー

イメージ 1

師走の4連休をぐうたら主婦で、のんびり過ごしました。
キッチンのお掃除は、少し頑張って、お洗濯もたくさんして、
でも、あとは、のんびりのびのび、ゆっくりお茶を愉しんだりと、
贅沢な時間を過ごしました。


連休最終日の今日、なんとはなしに出しそびれていた、クリスマスツリーを飾りました。


今ではフツーの大きさなのですが、四半世紀以上昔は、3,40センチの卓上サイズが一般的で、3DKのアパートには大きすぎるツリーでした。

金平糖が、てっぺんの星を見上げ、「大っきいねぇっ♪大っきねぇっ♪」とはしゃいだ様子を、でじとしばし懐かしみました。



私の幼い頃、今ほどクリスマスは華やかではありませんでしたが、12月は没落商家のかき入れ時で、

田舎町ではまだ一般家庭で飾られることの少なかったツリーを、実家では店先に飾りました。

鉢植えの、本物の樅の木で、小学校に上がろうかという頃の私の、背丈ほどはあったと記憶しております。

その木は、姉が乳飲み子だった頃、後に名水百選のひとつに数えられることとなった菊池水源で、両親が幼木を持ち帰ったと聞いておりました。

ほ乳瓶を忘れそれは大変だったと、何度も何度も、その日のことを母が懐かしそうに話したことも、遠い記憶になりました。

思えば、私には、クリスマスツリーは、実家の樅の木のイメージがあるので、どうしてもこの大きさでなくてはならなかったのです。



昔、仕事と育児に明け暮れていた頃、田舎街の目抜き通りにあるデパートで、大きなツリーの箱を抱え、バスを乗り継いで帰宅。

大きな買い物は、でじに任せるか、当時から配達を依頼していた私には快挙でした。(若かった!!)

当時の派手なオーナメントは、幼い子供達には飾りと言うより絶好のおもちゃで、まさに消耗品でした。

その後、上京した折り等に、木製のオーナメントを買い足したりで、今のツリーになりました。

なので、今時のオシャレなツリーとはほど遠く、賑やかで、まさに昭和のツリーが、我が家のクリスマスツリーなのです。

四半世紀を過ぎていますが、日本製電飾が未だ健在♪



辛いこともたくさんあったこの1年は、職業婦人としては心残りなものの、二人目の孫の誕生、娘の進路決定、何より健康に恵まれたことを幸せに思います。

あたふたと、仕事に子育て、介護と、ツリーを飾れない年が何年もありました。

政権交代で、この国はあさっての方向にさらわれていきそうな不安があるものの、だからこそ、平和ボケと笑われても、このツリーを眺め、穏やかな時間の大切さをかみしめるのでした。。。
















※ アップして気づいたのですがぁ、、、ちょっとデカク写りすぎ(笑)
   多分、拙宅の天井が低いせいだと思いますぅ。。。