あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

女と憲法・・・真珠の首飾りより・・・

 「真珠の首飾り」

 60年前、日本国憲法の原案が、GHQで誕生する短い間の出来事を描いたお芝居でした。
 
 60年前、「女性の人権」が若い米国人女性の努力でうたいこまれことは感慨深いものがありました。
 「昔にくらべれば」なのか?
 あるいは、「それでも足りない」なのか。

 このブログに訪問くださった方に、働きたいという意欲と力がありながら、妊娠が「原因」で退職を余儀なくされた方があります。赤ちゃんの誕生を楽しみにされながらも、臨月のおなかで早、次のステップを踏み出すべく頑張っておられます。
 たまたま、この記事を数日前に読んでいた私は、このお芝居にはからずも涙しました。

 昔、私なんかが働いているという現実に、罪悪感を感じた時期がありました。
 今は、この現実を受け止め、働きながら、女の声を伝え、わずかでも、能力のある女が相応の活躍の場を得る社会にする力になればと思っています。

 60年前、今の少子化を予想した人はきっとなかったと思います。
 
 ふと、ベアテという22歳の独身女性が、もし、子供を持つ働く女性だったとしたらという思いがよぎりました。

 「女は命を生み出す性」

 この当たり前の現実を、全ての人に真剣に受け止めていただきたいと思います。
 そして、女が人としての使命を果たすことが、社会で活躍する翼を奪うこととならないようにと、私は祈るのです。
 




* 9条改正について:
 上演の趣旨を理解しつつも敢えて、コメントは控えます。

 もしも・・・

 誤っていれば、正す。
 足りなければ、補う。
 余分なものがもしあれば、省く。

 よりよい未来に向けて、十分な議論が尽くされることを願っています。