あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

生命を見つめる・・・その2

ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
おかげさまで、事態は好転しないものの、心配していた最悪の事態は回避できました。
見守ってくださる皆様のあたたかさにふれております。

生命科学研究の事務的サポート。
医療倫理に係わる事務。
病院管理事務
バアチャンになるとも、私はこれらの経験を捨てることはできません。
電話でとことん冷静にお話ししたつもりでしたが、キレさせてくださいました。

ヘルシンキ宣言片手に逆上する、相当強烈な、九州女」
はい、あなろぐでした(笑)

 そして、つたない言葉はつたないなりに、
 短い言葉は短いなりに、
 時間をかけてとことん語り合って、
 寄り添いつつ、気持ちの全てをぶつけ合う。

そんな時間を持つことができました。
ひとつだけ、多分私だけの心に影を射す気がかりはあるのですが、
要らぬ心配だったときっと笑える、そう信じています。

仕事とプライベート、とうに限界を越えた状態でした。
そんな矢先の強烈なダメージ。
どんな親も、子供のことは投げ出すことはできません。
仕事は全てメールでひたすらスタッフにお願いをして、
あとはなりふり構わず、とことんやらせていただきました。

辛さを痛いほど受け止めつつ、金平糖に声を荒げたのが前夜のこと。
久しぶりに会う金平糖はそれだけで涙をさそうほどやつれていました。
でも、穏やかな笑顔は明らかに父親の顔をしていました。
そして、かりんとうの笑顔を見た時、思わずその場に崩れそうになりました。

先のヘルシンキ宣言の件、担当医には申し訳なかったのですが、
結果的にかりんとうを思いやっていただくきっかけとなりました。
そのことが、かりんとうのとまどいを解かすきっかけとなりました。
明らかに、相当の緊張を持って私を迎えてくださった担当医のおひとり、お気の毒でしたが、
きっと、先生も良い試練としてくださると私は信じています。
病状説明に出席くださった先生方、本当に素晴らしい先生方です。
その方々のお気持ちや言葉を、届けなければならない人達にお届けする、
担当医に不信を抱く患者や家族の間で心のこもった対応をしてくださる助産師さん達とともに、
お手伝いが少しだけできたような気がしています。

おかげさまで私達家族は希望を持って、小さな命を静かに見守ることができます。




今は詳しくお伝えできず申し訳ございません。
でも、言葉を紡ぐという作業と、どなたかにお読みいただいているということで救われております。
いつも辛い冬の訪れを、今年だけは待ちわびているあなろぐです。

お読みいただきありがとうございます。