種明かし：加齢対策メイク

　寒色より暖色の方が歳を重ねた肌を引き立てる思いこみがあります。確かに、紺のブラウスより、ピンクのブラウスの方が、肌色を美しく見せてくれます。

　ただ、目立つ色は目線を引きつけます。「アラ」に目線が行ってはNGです。
　とにかく歳を重ねたら、顔のパーツより、表情で勝負です。
　ディテールに目線を導かないというのは、ささやかなコツです。
　そんな訳で、光と影がメイクの鍵を握ります。
　あと、さがった目尻は、極細アイラインで５歳若返らせます。

　殺風景であれば、スカーフなど顔のまわりに差し色を用いるのもいいかも知れません。
　唇には鮮やかなローズピンクより、グロスでしょう・・・？
　keyは彩度より、明度、輝きです。

　顔に色を乗せるより、陰影と輝きで、細部より全体を見せる工夫。
　メイクアップアーティストではありませんが、
　この歳になりゃ、年期入ってます。
　自分の顔の専属アーティストとして、素敵に見せる努力は必要です。

　今更とは思うものの、ネ？
　これでも、人知れず頑張っております。