あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

なんでやねん?!

某地方都市には、コミュニティーボードというものがある。

これは、違法広告物を街角から排除するため、自治体が数十箇所に設置する、
無料の優れもの掲示板である。

約3週間に1回、掲示したいポスターを持参すると簡単な審査の後、
抽選が行われ、当たった人には全体の3分の1にあたる掲示板が割り当てられる。
貼るのは自力だが、処分は自治体が行う。
人通りの多い目につきやすい処に配置されており、
大変魅力的な広告塔である。

なにせタダでっせ!

もともと違法広告物対策であるため、公報義務と手段を持つ公的機関は、
利用対象から除外されている。
ここでおかしな事態が発生している。

私立大の市民講座ポスターはOKなのに、国立大のはダメ!

国立大学は平成16年春法人化した。
以前より柔軟な活動が許されることとなったが、それに合わせ数値目標達成等、
新たな使命が課せられている。
広報は一般企業並に力をいれることとなり、受験生、受講生確保は私大並の苦労である。
また、国立大学法人には、独立行政法人よりさらに自由な活動が許されている。
青色発光ダイオード並の知財で一攫千金でも当てでもすれば、
アブナイことしでかすようなところも出てくるのでは?
そんな危惧もあったりする。

都合良く、国に準じる機関とされたり、法人扱いされたり、
法人化3年目を迎えるのに、体系的な整理は殆どなされていない。
監督官庁は調整を図る気配は一切無い。
働く人間は、非公務員となり、証明業務ひとつとっても、
同じ仕事をやりながら、公的信頼は消えてなくなった。
それでも、公務員の「三ず主義」のしがらみから解き放たれたことを前向きに受け止める、
ともすれば、何をしでかすかわからない、
まるであなろぐのような(笑)アブナイおばちゃんが結構いたりする組織である。

「そんなことなら、
そこらへんの壁にためしに、100枚位貼ってみたろうかしらん。」
こういうアヤシイ会話が飛び交ったりもする。

国家公務員法の適用を受けず、国の会計法しかり、
承継職員としての身分保障は、平成16年4月1日限りのこと。
もしかしてアブナイ集団、国立大学法人

法人化3年目。
国立大学法人職員のとまどい、不安、そして得体の知れない閉塞感は
一切解消されていない。




* コミュニティーボードの件、
  ささやかなことではありますが、
  説得とお願いをするつもりでおります。
  それでもダメと言われるのであれば、
  納得出来る回答を文書でいただき、
  しかるべき対応を関係機関や、
  監督官庁に働きかけるつもりでおります。