あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

メールのコピーから

かりんとうさま
金平糖さん

まだまだ、不安ととまどいの日々と思いますが、元気ですか?

だんだん当日のイメージを膨らませていることと思いますが、どうしても伝えておきたいことがあります。

昨年秋、キャラメルちゃんの結婚式でのことでした。
厳かで温もりのある式の後、
太宰府の神主さんが説かれたこと。

「結婚式は子孫繁栄のための、命のリレー」

祝福の中で、命のリレーを見守り、
結ばれた二人の将来と、家、集う人の幸を祈る。
結婚式はともすれば、肩が凝るだけのただの時間になりがちですが、
人としてとても自然で素敵なセレモニーと、再認識した次第。
  ※ http://blogs.yahoo.co.jp/aikosu0825/15523150.html 参照

鈴木家は信念あって無宗教の家庭ですが、
結婚式はやはり厳粛なものと受け止めています。
その上で、あなた方の身の丈にあった「式」を考える時、
レストランを貸し切り、人前結婚式、引き続き披露宴を今回提案した次第です。
2次会付きで計画中とのこと。
今回、親は外野、ふたりの思い通りに進めれば良いと思っています。
しかし、そこには当然大人として、親としての自覚と責任あってのことと考えています。

無条件に祝福され迎えられるべき新しい命。
あの子供好きのやさしいお父さんが、決して手放しでは喜んでいない現実を真摯に受け止めてください。

今更、生活の基盤が整うまできちんと避妊すべきだった、などと口にするつもりはありません。
ただ、ひとときの情熱には重い責任がつきまとう現実。
大人と親の自覚を持って、受け止めるべきです。
これからのふたりの将来、これ以上たくさんの人が無用な心配を抱かないための配慮が必要と思います。
若い時の苦労や貧乏は、後になれば笑顔で語れますが、
贅沢な一時は、その苦労や貧乏の中では空しい思い出となるのではと危惧します。

かけられた金額と出席した人の感動とは無関係です。
この歳まで生きて数度だけ、心に残る式や披露宴に居合わせた幸運に恵まれ、そう確信しています。

一生に一度のこと。
紙切れ1枚で夫婦にはなれますが、
かりんとうさんがきっと抱いて来られたであろうウェディングドレスの夢。
大切にして欲しい、そのために出来る限りのお手伝いをしたいと、今もまだ思っています。
例えば、何万円もかかる招待状等の印刷ひとつとっても、手作りすれば安くあがります。
赤ちゃん以外への金銭的な援助は一切考えていませんが、労はいとわないつもりでいます。

日頃、スーパーで野菜の値段に一喜一憂する庶民の感覚を、
一生に一度の大切な高額な買い物で、麻痺させるべきではないと考えます。

熟慮の上、今のあなた方なりの、命のリレーを祝う場を計画されるよう希望します。
何より、お腹の赤ちゃんのこれからのことを大切に考えてあげてください。

取り敢えず、以上赤ちゃんのバアチャンとして希望を述べました。

今年は五月晴れに恵まれず、すっきりしない毎日。
無理をせず、明るくお過ごしください。