あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

素敵な友人のこと

 Kさんは高校時代からの友人。私を素敵なお芝居やコンサートに連れ出してくれる、とても素敵な友人です。
 彼女と旧交復活のきっかけは、10年近く前、高校の同窓会の周年行事でした。四百数十人のリーダーを見事にこなす知的な彼女は、タダモノではない専業主婦です。
 子供を通した地域の活動などにも積極的に動き回る彼女は、とても活き活きとして素敵です。

 最近、男女共同参画をテーマに自治体から1冊の本が発行されました。それは、地域で活躍する女性達の活動などをまとめた冊子で、事業所などに広く配布されました。そこには、メディアで活躍する人や企業の方etc.なじみの顔もたくさんありました。でも、私の知る中で、社会貢献という形で一番光っていると思うのは、その冊子に登場された方々ではなく、なんと言ってもKさんです。

 お金を稼ぎ地位を得ることばかりが、女性の活躍の場ではありません。社会的な評価など求めず楽しみながら日常の役目をこなしている彼女には、冊子での紹介などはどうでもいいことかもしれません。ただ、男女共同参画という視点で言えば彼女は最先端です。女性なりの特性や社会基盤を活かし、日常生活の中で、自分を活かす場を大切に生きるKさん。素敵な女性で、素敵なお母さんであり、私の大切な友人です。

 若い人が将来を語る時、「事務」のお仕事と行き着く先の「主婦」はお世辞にも魅力的ではないようです。でも、プロの事務屋と自負できるようになれば、目の前の仕事がとても魅力的です。たかが事務、されど事務。ましてや彼女を眺めていると、たかが主婦、されど主婦。彼女は、事務屋兼主婦の私にも、たくさんの元気を与えてくれます。
 社会も女性に対する見方を変え、現に女性の参画で支えられている場面に目を向け、「地域のお母さん」を認めることが大切と思うのであります。
 
※ 彼女の下のお嬢さんも高校生、今日、公民館で久しぶりに、100人もの子供達と握手できたことがとても嬉しかったらしく、携帯メールで感動を伝えてくれました。