あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

たかが石鹸、されど石鹸

 普段、外資系化粧品メーカーの製品をバスラインまで含め長年愛用しています。20代の頃コスメオタクだった私が、香りが好みであることと、安心して使える信頼からここに落ち着き、以来使い続けているのですが、価格帯は決して安くはありません。また、日本の化粧品メーカーの製品に較べ、メイク用のツールやケースなどの作りが悪いという欠点があります。それでも、得体の知れない製品を使って顔中のひどい吹き出物で苦しんだ経験から他のメーカーの製品を試す気にはなれませんでした。
 最近、親しい人達から教えていただいた製品のサンプルを試したところ、使い心地がよくトラブルも発生しにくい製品が多くあることを知りました。
 また、最近の化粧品メーカーの傾向として、私達とそれより少し上の年齢層をターゲットとし、加齢対策をうたい文句にした高価な美容液を中心とした商品に重点が置かれているようで、そこのメーカーも同様でした。確かに使い心地が良く、値段が高い分丁寧にお手入れに打ち込む性か、効果はあるようです。必然的に化粧品に費やす費用はかなりアップしてしまいました。
 そんな矢先、私の神経を逆撫でしたのは、発売以来愛用し続けてきたお気に入りの石鹸が発売を打ち切り、値上げの効果は実感できないマイナーチェンジで、実質の大幅な値上げをしたことです。もともと安くなかった製品ですが、メーカーとすれば、他の洗顔料(ムースなど)と較べ、1回当たりの使用単価が安いソープの稼ぎを底上げしたかったのでしょう。でじオジもお気に入りで、洗面所と浴室で使用しておりましたが、値上げと併せ、滑りやすい石鹸のケースを縦型にした暴挙により、もう失格です。
 そんな訳で、石鹸をきっかけに他社製品にチャレンジ、良い物は他所のも使おうに発展し、結果的に化粧水とUVクリームは程なく切り替え。美容液が他社製品になる日も近いかも知れません。
 奢れるメーカーに賢い消費者としてささやかな自己主張をし、自己満足。財布も満足で言うこと無しのあなオバでした。