あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

「うつ」は戦いの思考から

5月は、やはり5月病の季節。
6月に治れば良いのでしょうが・・・。
「うつ」ならば、早めの的確な治療が大切です。

ところで、私の信頼しているHPに、躁うつ病のホームページがあります。
http://square.umin.ac.jp/tadafumi/
ここには健康な人にとっても、色々ためになることが書かれているのですが、
その中に、うつの思考パターンについて触れてありました。
これを読み、私自身の経験を重ねあわせ、感じたことがあります。
それはうつ病の、周囲や自己を否定するという思考パターンは、まさしく戦う思考なのではないかということです。
この思考の負のスパイラルは、もし戦いへの勝利を意識することがあったとしても、決して心を安ませることはありません。
また、与えられた環境(物心両面)を受け入れ、自分を認める。
謂わば協調の思考パターン、が対極にはあるように思います。
うまく達成できたときには、感謝という穏やかな気持ちに満たされます。
この頃、我慢と違って、受け入れることは案外容易いと感じるようになりました。
それは、「愛する」か「理解しようする」ことです。
愛することも、理解もできなくても、
今はまだ理解できないから・・・と気持ちを整理すれば、苦手な人の存在をゆるし、自分の与えられた状況を受け入れることができます。
その「苦手な人」はたとえ自分自身であっても同じです。

ところで、最近法人化した国の機関のお気に入りのキーワードは、どこもかしこも「戦略」。
そんな機関の庁舎に、夜中までともる灯り。
時々遭遇するそこから出てくる疲れた人達。
世間を知らない赤ちゃんのような法人が、戦っている姿には、
危うさを感じます。
また、組織という塊が至極人間的であることにも気づいた次第です。

まずは自己を理解し、協調から・・・。
疲れたら、音楽にカモミールティー。
でも今なら、やっぱり新茶ですかね。