あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

鴨鍋ならぬアヒル鍋の季節

「ご意見ご質問のゆくえ」デス。
      *「家きん類」のつづき・・・


本日、厚生労働省に鴨を合鴨に置きかえ、電話で同様の質問を致しました。
そのお返事をメールでいただきましたので、ご報告させていただきます。

電話対応されたのは、とても感じの良い若い女性職員でした。
ただ、この定義付けは農林水産省の所掌とのこと、
省庁縦断のメリットならぬ、縦割りの弊害が気になります。
農林水産省に照会の上、回答されたという結果を公開致します。

[ 鈴木様

   日頃から感染症対策にご協力いただきありがとうございます。
  先ほどお問い合わせのありました「家きん」の定義ですが、農林水産省に確認しましたところ、「合  鴨」は「あひる」として取り扱っており、家畜伝染病予防法における措置等の対象になるそうです。

  今後ともご協力賜りますよう、よろしくお願いします。

  厚生労働省健康局
  結核感染症課               ]

合鴨をアヒルと思って、スーパーで買い求める主婦はおりません。
鴨鍋は鴨鍋、合鴨ならまだ美味しくいただけるけれど、
ヒルだと、箸が進まない。
これ、私だけ?
ご協力ってさぁ、合鴨をアヒルと思いなさいってことぉ?
ねぇ?

食糧自給率の低い日本ではそんなこと言ってられないのよっ!!
わかっているのです。
そんなことは。。。

マグロなら週に最低2回は食べます。
でも、キンメダイは高級魚だから、めったにいただきません。
鶏は週に最低2回は食べます。
でも、アヒルなんて食べてないよ、と思っていました。
ところがどっこい、冬は「鴨鍋」あらため「アヒル鍋」の季節だったのです!

少なくとも、厚生労働省農林水産省のお役人には、
一般人の日常の食材には目が届いていないようです。

「鴨が葱背負って。。。」て言うけれど、
お役人に言わせると、「アヒルが葱背負って!」もアリのようです。
こうなると、牛の月齢差なんて、どぉ~でもいい話しになるんじゃないかと怖いです。

どぉ~でもよいことに、一般市民を雲にまくべくくどい言い回しをする傍ら、
合鴨がアヒルなんて?!
わかりやすさからは程遠く、用語定義という本来の目的から遠いものです。
家畜伝染病予防法」施行令・規則に通知の隅から隅までずぅぃ~っと読みな!
って書いてあった方が、よっぽど気持ちいいです。
知恵熱は失せ、悪寒が走ります。

お役所が定義付ける日本語。
そこには、人間や文化が見えません。




大したことではありません。

ただ、私は今夜とても悲しくなりました。