金平糖!
まだ、時効には早く、触れれば痛い傷なんだけど。。。
結構なお歳のバアサンがやっている飲み屋さんの乾きもの、、、
彩りにあしらわれた金平糖を口に放りこんだら、こみ上げるものがあった。。。
自由を尊重すると言えばカッコいいのだけど、
結果的に、子供達はいささか野放図とも言える、規格外の子供に育ったようです。
フツーの親の元に生まれていれば、無かったかもしれない苦労のことを、
金平糖の甘さとは程遠く、今も、苦い苦い思いでかみしめるのです。。。
合唱団で、十の位で四捨五入すれば消える存在の男子!
お姉ちゃんや同年代の女の子達に、
もみくちゃに可愛がられて息子は中学生になっていました。
実家の校区内にあった、「K市最後の楽園」と呼ばれた中学校と、
転校先のマンモス校の事情はあまりにも違っておりました。
上靴隠しの洗礼なんて、生やさしい。。。
お便所でボコボコ!
体操服に牛乳をかけられ、窓から捨てられ。。。
君の机が教室の後ろの棚に移動させられていた。。。
人づてに、色々な話しを聞くのだけど、
語ろうとしない君の前で、母は無力でした。
毎朝、1杯分余計にいれる珈琲は、転校生メイトのK君の分。
ふたり一緒に、やっとの思いで校門をくぐる君達に、
珈琲を淹れる以外、母は結局何もしてあげられませんでした。
でもね、鍵っ子の君を追いかけ、マンションの自宅玄関前。
火のついた煙草を無理に口にくわえさせようとする同級生から守ってくださった管理人さん。
穴のあいた靴下を生徒に笑われながら、必死で君を支えてくださった担任の先生。
あけみちゃんって、呼んでいましたよね。
たくさんの方達に、励まされ守られなんとか乗り切りました。
イ・ジ・メ。。。
中学2年2学期の終業式の日。
帰りの遅い君を案じて、あけみちゃんに電話をかけました。
「数学の成績が悪かったことを気にされていた。。。」
「そうですか。」
確かに、数学の成績は、父と母の想像を絶する惨憺たる有様。
でもね、あれほど嬉しかった、
母の胸を熱くしてくれた通知票はありません。
欠席、遅刻 0(ゼロ)!
無事に帰宅してくれたこともさることながら、
嬉し泣きで、母の顔はくちゃくちゃになりました。
「おかしいよ。」と、
ポツリ言う君の目も、光っていました。
規格外。
認めなくっちゃ。
認めないと、金平糖が針ネズミになるでしょぉ。。。
お節介な、ご近所の奥様の言葉です。
親は認めていても、
周囲にそれを期待することは難しい現実。
数学がどうのって問題じゃないってぇっ!
・・・確かに。。。
規格外の君の受験勉強は、「特殊教育」のNさんが見てくださいました。
君の望むような高校生活にはならなかったけれど、
なんとか、やり過ごせたことに感謝。
色とりどりの金平糖。
場末の飲み屋の乾きものの皿でさへ、主役になることはないのだけど。。。
母は、金平糖が大好きです。
管理人さんは、今もとっても元気です(^^)v
他のみんなは、一体どうしているんでしょ?
君のことを気がかりに思うとき、その半分くらい、
母は君の周りにいてくれた、君を案じるたくさんの方の顔を思い浮かべるのです。
たまには、葉書の一枚でも書いてください。
ねぇ、金平糖君!
結構なお歳のバアサンがやっている飲み屋さんの乾きもの、、、
彩りにあしらわれた金平糖を口に放りこんだら、こみ上げるものがあった。。。
自由を尊重すると言えばカッコいいのだけど、
結果的に、子供達はいささか野放図とも言える、規格外の子供に育ったようです。
フツーの親の元に生まれていれば、無かったかもしれない苦労のことを、
金平糖の甘さとは程遠く、今も、苦い苦い思いでかみしめるのです。。。
合唱団で、十の位で四捨五入すれば消える存在の男子!
お姉ちゃんや同年代の女の子達に、
もみくちゃに可愛がられて息子は中学生になっていました。
実家の校区内にあった、「K市最後の楽園」と呼ばれた中学校と、
転校先のマンモス校の事情はあまりにも違っておりました。
上靴隠しの洗礼なんて、生やさしい。。。
お便所でボコボコ!
体操服に牛乳をかけられ、窓から捨てられ。。。
君の机が教室の後ろの棚に移動させられていた。。。
人づてに、色々な話しを聞くのだけど、
語ろうとしない君の前で、母は無力でした。
毎朝、1杯分余計にいれる珈琲は、転校生メイトのK君の分。
ふたり一緒に、やっとの思いで校門をくぐる君達に、
珈琲を淹れる以外、母は結局何もしてあげられませんでした。
でもね、鍵っ子の君を追いかけ、マンションの自宅玄関前。
火のついた煙草を無理に口にくわえさせようとする同級生から守ってくださった管理人さん。
穴のあいた靴下を生徒に笑われながら、必死で君を支えてくださった担任の先生。
あけみちゃんって、呼んでいましたよね。
たくさんの方達に、励まされ守られなんとか乗り切りました。
イ・ジ・メ。。。
中学2年2学期の終業式の日。
帰りの遅い君を案じて、あけみちゃんに電話をかけました。
「数学の成績が悪かったことを気にされていた。。。」
「そうですか。」
確かに、数学の成績は、父と母の想像を絶する惨憺たる有様。
でもね、あれほど嬉しかった、
母の胸を熱くしてくれた通知票はありません。
欠席、遅刻 0(ゼロ)!
無事に帰宅してくれたこともさることながら、
嬉し泣きで、母の顔はくちゃくちゃになりました。
「おかしいよ。」と、
ポツリ言う君の目も、光っていました。
規格外。
認めなくっちゃ。
認めないと、金平糖が針ネズミになるでしょぉ。。。
お節介な、ご近所の奥様の言葉です。
親は認めていても、
周囲にそれを期待することは難しい現実。
数学がどうのって問題じゃないってぇっ!
・・・確かに。。。
規格外の君の受験勉強は、「特殊教育」のNさんが見てくださいました。
君の望むような高校生活にはならなかったけれど、
なんとか、やり過ごせたことに感謝。
色とりどりの金平糖。
場末の飲み屋の乾きものの皿でさへ、主役になることはないのだけど。。。
母は、金平糖が大好きです。
管理人さんは、今もとっても元気です(^^)v
他のみんなは、一体どうしているんでしょ?
君のことを気がかりに思うとき、その半分くらい、
母は君の周りにいてくれた、君を案じるたくさんの方の顔を思い浮かべるのです。
たまには、葉書の一枚でも書いてください。
ねぇ、金平糖君!