あなろぐばあちゃんのつぶやき

Yahooブログ育ち、4人の孫のおばあちゃんです。

マスコミは自殺をあおるなっ!

イメージ 1

「ごリッパなこと」を朝礼で子供達にタレル校長先生が自殺をする世の中である。
校長先生はリッパなことよりも、
スリッパの脱ぎ方でも教えていてくれた方がよほど社会の役に立つような気がしたりする。
それはさておき、一連のいじめ自殺報道等に、あなろぐは激しい憤りを感じている。



文部科学大臣に寄せられた自殺予告の連絡を受けて、
都道府県の教育長が、「絶対に死んではいけません。」と真顔で言う。

こんな映像を流すマスコミの良識を疑う。

言っておくが、多くの一般市民は、いじめ自殺多発の原因の一部は今の教育にあると考えている。
教育長は地方教育行政の第一責任者である。
頭を下げ、哀願こそすれ、傷ついた子供が教育長の発言に耳を傾けると思いこむ無神経。

それにも増して、これを平気で流すマスコミの無神経。
「ふん!君が死んだって、こいつは痛くも痒くもないだゾッ!犬死にだぜぇ!」
   せめて、この程度のコメントくらいはつけて欲しいものだ。

ところで、
追いつめられた子供達に、生きるの死ぬのと言う深刻な問題をつきつけるのは、もう止めにしてほしい。
子供達はますます居場所を失う。

どんなに苦しくても、辛くても、喉が渇けばコップ1杯の水を飲む。
それが本能で、その1杯の水のひとしずくが、あるいは涙となる。
そして、それが生きているということで、それで十分ではないのか。

傷ついた子供の心の渇きを知り、枯れかけた植物に水を与えるように愛を注いで欲しい。
「教育」の、「教える」だけが先走り、「育てる」ということが置き去りにされているような気がする。

また、子供を育てるのは、親だけの責任ではない。
その一翼を社会も担っているということを、マスコミには認識すべきである。

マスコミは社会の公器ではなかったのか。









昔、幻聴と会話をするおばあさんを、戯事で詠んだ句を再掲させていただきます。

  死にたいと つぶやく口で 芋を食む


            オソマツ <(_ _)>