お墓で柏手？！

今日はお盆。
朝から、母とでじと３人でお墓まいりでした。

市内を見下ろす高台の市営墓地。

「一番年の多そうなお父さんが、柏手を打ってお参りしたよ。」
でじが、ちょっと驚いて、でも笑顔。

一瞬絶句！
思わず目をやれば、ひとつ上の段の真新しいお墓に、賑やかな若い家族の姿。
多分２０代後半の、キャップを被った今時パパとママ。
神妙な表情で手を合わせる幼児が二人。

「・・・あはっ！シントーッ？！
　　でも、お参りにちゃんとみんなで来れたから、エライエライ。」

母はとても不満そうでしたが、
「そうね、お参りするだけで・・・。」とひと言。

辺りには、昔御近所に暮らされた方々が眠るいくつかのお墓。
ここ数年、墓参のあとをお見受けしておりません。
きっと、母の「とんでもない！」と言う元気なひと言は、
このありさまにうばわれたのです。

年に数度ですが、命のリレーについて、
何かしら考えさせられるお墓まいりです。