越せない歳もあった筈と振り返れば、 大したこともなく過ごせたこの年に感謝するのです。 思いを込めて、除夜の鐘をひとつつきました。 人々の、知る術も無い、煩悩と感謝。 隣のお寺からは、少しだけ甲高い、 坊様がひとりでつく均質な鐘の音が聞こえます。…
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